今年は関東ではさつまいもの代名詞でもある川越にて芋ほり遠足を予定しています。
川越にさつまいものイメージが定着したのは、寛政時代(18世紀末)のことで、このころの江戸では焼き芋が大ブームとなっていました。
理由は、当時としては数少ない甘い食べ物であったことからです。
中でも川越産のサツマイモは質が良く甘い最高級品として江戸では大人気でした。
江戸まで新河岸川の舟運を利用できたことも大きな理由です。かさばる上に重たいサツマイモの運搬には舟運が非常に便利でした。
当時の焼き芋屋は、「栗(九里)より(四里)うまい十三里」のキャッチコピーが作られるほど大人気でした。
これは川越が当時の江戸から13里(52q)の所にあるため、「さつまいも イコール 十三里」と呼ばれるようになったといわれています。
今でも川越ではさつまいもが名物で、美味しいさつまいもを販売しているのみではなく、多くの芋ほり遠足を支えています。
視察に行って感心したのは、手洗いの蛇口が18、きれいな子供用トイレを完備。
こならの木などの雑木林もあり、子供達が大好きなどんぐりもありました。
お弁当を食べるところにはござを用意してあり、その上にピクニックシートを敷く形でした。。
お芋のレクチャーも受けましたが、勉強になることばかりでした。
ここはみんなが笑顔になりそうだと、秋の遠足が楽しみになりました。
大きな芋畑が広がる

子供が使える高さの蛇口がズラッと18か所

お弁当を広げる場所も十分あって奥には雑木林もあります。
