2021年10月14日

運動会を彩った代表競技3つについて


皆様のご協力のもと、運動会がスムーズに出来たこと改めて御礼申し上げます。
今回は運動会で注目を浴びた競技について3つを選び報告致します。

〇空中戦で華やかな玉入れ
玉入れは簡単なルールながら、集団で行動する能力、瞬時に状況を判断する能力、柔軟に物事を考える能力、そしてある程度の運動能力と、多くの力を必要とします。
不確定に飛び散る球を拾い集め、かごに投げる作業は状況判断力を鍛え、「短い時間の中でいかに多くの球を入れるか」を柔軟に考える力を養います。
集団競技なので、当然チームワークも重要となります。
桃組さんと梅組さんの玉入れを見ると、運動能力の発育が見て取れるようでしたね。

空高く多くの球が舞う様子は、見ている方も楽しくなる華やかな競技ですよね。
誰もがそのルールがわかるため、応援する側もつい熱が入ります。

玉入れの発祥は明治時代と言われています。バスケットを参考にして軍隊の行事としての運動会の中に、玉入れが誕生したようです。


〇運動会で大活躍のバルーン
大きな丸い布の中に空気が入って膨らんだり、引っ張って伸びたりと、バルーンは不思議な力を持っています。子供たちがみんなで力を合わせたバルーンは、子供たちも楽しく、見ている方も大喜び間違いなしの演目です。
実はバルーンは、よりカラフルでより扱いやすいものを今年度新たに購入したのです。
今年の梅組さんのバルーンもとても良い出来でたくさんの拍手をもらいました。

バルーンは、子供たち一人ひとりが力を出し、なおかつ全体がリズムに合わせていくことで、一体感が生まれる競技です。「一人ひとりが自分の力を出し、のびのびと表現する」ことと同時に、協調性も大事にし、「友達と力を合わせて演技することの楽しさを味わう」ことが出来る競技です。

一番最後の決め技は「花火」と言われる技です。
花火とはボールをバルーンに乗せて、カウントを揃えてバルーンを下に降ろすと、ボールが飛んで行く華やかな技です。


〇全員が回せたフラフープ
「フラフープ」は、低負荷、高回数の体幹トレーニングとして有名ですね。上手に回すためには体の動かし方を知り、タイミングよくフープに力を加える必要があります。
自分の思い通りに体を動かせるということへとつながっていきます。
リズミカルに集中してフラフープを回す事で、自律神経のバランスを強化することもできるとされています。

八千代幼稚園では、今年度フラフープを教材に取り入れました。
そのためもあり当初は不安でしたがみるみる上達し、運動会では見事に全員が回せて圧巻でした。
お遊戯としても完成度が高かったと自負しております。

途中で行った菊組担任のフープに全員がくぐるフラフープくぐりもうまくいきました。フラフープは回すだけではなく、色々な使い方のある教材です。

posted by 八千代幼稚園 at 14:18| お知らせ